皆さま、こんにちは!
最近、「物忘れが多くなった」「言葉をなかなか思い出せない」と感じることはありませんか。それは、“前頭葉”の働きが低下したことが原因かもしれません。前頭葉は20歳で前後でピークを迎え、年齢を重ねることにより、最も早くから機能が低下する場所と言われています。
そこで今回は、前頭葉の役割と鍛え方についてご紹介します!
|前頭葉とは
人間の脳は、大脳・脳幹・小脳から構成されていて、大脳の三分の一を占めるのが前頭葉です。思考、意思決定、記憶、判断、感情のコントロールなど私たちが生活する上で、とても重要な役割を担っています。その中でも大きく影響を受けるのが、感情のコントロールです。些細なことでイライラしたり、不安になったり、感情の起伏が大きくなります。
|鍛える方法
・普段しないことに挑戦
⇒いつものルーティンに少し変化を付けます。例えば、利き手ではない手で歯磨きをするなど複雑な動きを取り入れましょう。
・感情刺激を加える
⇒普段の行動の中で、感情を刺激します。例えば、心を込めて料理をするなど感情を刺激することを意識して行動しましょう。
・コグニサイズ
⇒頭を使いながら同時に簡単な運動を行います。例えば、歌いながら足踏みするなど2つのことを同時に行いましょう。
また、食べ物の中にも前頭葉を鍛える食材は沢山あります。特にサバ・イワシ・サンマなどの青魚には、脳の発達や維持に効果的な栄養素のオメガ3脂肪酸のDHAやEPAが多く含まれています。
前頭葉は、脳の司令塔と呼ばれ、私たちの生活において非常に重要な器官です。日々の意識を少し変え、前頭葉を鍛えましょう!