アースサポートだより

取り組み

Quality enhancement activity

「ジョイマップ」で最適なケアを目指しています! 【訪問介護】

取り組み
2022年5月10日
2022.5.10

アースサポートの訪問介護サービスでは、お客様1人ひとりに寄り添ったケアを提供するため、「ジョイマップ」という独自のツールを活用しています。

今回は、アースサポート柏での取り組みを例として、ジョイマップについてご紹介します!

 

|ジョイマップの目的

ジョイマップとは、ジョイ(喜び)とマップ(全体図)を組み合わせた造語で、ヘルパーのアセスメント力を高め、お客様の変化に伴ったサービス提供に活かすためのチェックシートです。ケアの質向上を目指し、心身機能の低下など悪い変化だけでなく良い変化にも重点的に目を向け、ケアプランへ反映することを目的として作成しました。

「こころ・からだ・社会性」の3つの観点から構成されたチェック項目に沿って、心身の良い状態を把握します。「できるようになった」などの前向きな変化に着目することにより、お客様の自立を促すケア内容が提案でき、いきいきとした日常生活のサポートに繋がります。また、介護保険上、ヘルパーへの業務指導が定められているサービス提供責任者にとって、重要なコミュニケーションツールとしても活用しています。

 

|アースサポート柏の取り組み

アースサポート柏では、サービス提供責任者を中心としてジョイマップを使用しています。新人ヘルパーなどはケアの経験が浅いため、お客様の変化に気付くことが難しい人もいます。そのため、ご自宅への訪問後に、サービス提供責任者と共に当日のお客様の様子を確認するツールとして活用しています。ヘルパーの気付きをキャッチしたり、サービス実施記録の深堀りを通じて、変化とその背景を捉える視点を養うよう心がけています。

ジョイマップを導入してから、ヘルパー間でのコミュニケーションがより密になり、こまめにお客様に関する情報共有ができています。また、紙面に情報をまとめることにより、頭の中を整理でき、ケアマネジャーなどに分かりやすく報告できる点もメリットです。

<お客様のエピソード>

あるお客様は、片付けが上手くできず居室が散らかってしまうため、ヘルパーが掃除の支援を行っていました。そこで、お客様も掃除ができる方法を考え、安全に動きやすいよう物や家具の配置を変更したところ、ヘルパーと共に掃除ができようになりました!

以前と比べ、変化を漏れなく把握でき、より的確にお客様の現状に適したケアをご提案できるようになっています。今後もスタッフ皆が、お客様の様子や良い変化に対する気付きを増やし、できることを楽しみながら生きがいをもって暮らしていただけるようサポートしていきたいです。(サービス提供責任者:澁谷)

介護に関してお困りごとのある方は、ぜひ、お気軽にお近くの拠点へご相談ください!

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