アースサポートだより

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自律神経を整えましょう!

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2025年3月20日
2025.3.20

皆さま、こんにちは!

春は1年のうちで寒暖差が最も大きく、体調を崩しやすい季節です。そこで今回は、体調管理に大切な自律神経についてご紹介します。

 

|自律神経とは

昼間や活動時に働く“交感神経”と、夜間や安静時に働く“副交感神経”の2種類で構成されています。この2つの神経がバランスを取り合い、私たちの意思とは関係なく働き続けています。年齢を重ねると、身体機能が衰え、自律神経の働きも低下するため、体調を崩しやすくなります。

 

|症状

症状には、食欲不振・倦怠感・浮腫みなどがあります。中でも高齢者が特に注意する点は、食事の変化です。普段より食欲がない、水分摂取量が減っている場合には、脱水症状を発症する可能性があるため、十分に気を付けましょう。

 

|ポイント

自律神経を整えるためには、“同じ時間に起きる、食事をする、眠る”規則正しい生活を送ることが重要です!

☆朝食

朝食に「トリプトファン」という成分を摂取することがおススメです。トリプトファンとは、ストレスを緩和する「セロトニン」を作り出します。セロトニンは体内では合成されない栄養素のため、食事で摂取する必要があり、不足すると自律神経が乱れ、心身に不調をきたすとされています。牛乳・チーズ・ヨーグルトなどの乳製品、納豆・味噌・醤油などの大豆製品がおススメです。

 

☆運動

運動不足になると、交感神経が働かないため、交感神経の活動が優位になる時間を作ることが大切です。そのためには、日常生活の中で簡単な運動やストレッチを取り入れることが必要です。無理のない範囲で、体を動かすことを意識し、自律神経を整えましょう。

 

☆睡眠

良い睡眠には、夜間に副交感神経の活動が優位になることが大切なため、活動していた交感神経から副交感神経への切り替えが上手に行われる必要があります。また、人は一度上がった体温が下がるタイミングで眠気を感じるため、約2時間前に入浴することがおススメです。

 

 

ストレスを抱え込むことは、自律神経に深刻な影響を与えます。適度にリフレッシュしながら規則正しい生活を心がけましょう!