皆さま、こんにちは!
厚生労働省より公表された『家族介護者つどいの場立ち上げ・運営マニュアル』にて、東京都稲城市にある地域包括支援センターこうようだいが開催している講座が、事例紹介として掲載されました。今回は、その取り組みをご紹介いたします。
|家族介護者つどいの場立ち上げ・運営マニュアルとは
家族介護者のつどいの場は、孤立しやすい家族介護者にとって悩みを共有し、安心できる場となることから、介護が必要な高齢者のみならず、家族介護者自身を支えるための重要な方策の一つとなっています。さらなる運営の活性化を目指し、課題を解決するためのツールや参考事例集として、2023年3月に作成されました。
マニュアルは下記URLよりご覧ください。
https://www.mizuho-rt.co.jp/case/research/pdf/r04mhlw_kaigo2022_0104.pdf
|地域包括支援センターこうようだいの取り組み
テーマ「遠方の親を呼び寄せる前に知っておきたいこと」
稲城市内の課題として、遠方に住む親を呼び寄せる住民が多い一方、呼び寄せた後に必ずしも生活が上手くいっていないことが挙げられています。そこで、認知症支援コーディネーターであるスタッフが主催となり、定期的に講座を開催しています。
今回は、呼び寄せる高齢者と家族介護者の間で、事前にお互いのライフスタイルや気持ち、考えを共有する必要があることをお伝えしました。また、参加者の悩みや経験を皆で共有しつつ、市内にある地域資源や介護保険サービスもご案内しました。
|参加者・スタッフの声
参加者:「既に呼び寄せた人の意見も聞くことができ、良かったです。」「半年前に90歳の母親を呼び寄せたが、思っていた以上に大変です。」
スタッフ:「若い世代の方に地域包括支援センターを知っていただき、呼び寄せる際の難しさやポイントを知ってもらいたいです。ご本人が元気な頃から同居することについて話し合うことがお互いにとって大切だと感じます。」
◆今後も、地域の皆さまに安心して暮らしていただけるよう、さまざまな取り組みを企画してまいります。介護に関するお困りごとがある方は、ぜひお気軽にご相談ください!
地域包括支援センターこうようだいの詳細はこちら⇒https://www.earthsupport.co.jp/offices/kouyoudai