皆さま、こんにちは!
寒さが厳しさを増すこれからの季節は、免疫力が落ちやすく特に体調管理に気を付けなければなりません。例年12月から2月頃にかけてインフルエンザや、新型コロナをはじめとする感染症が流行し、高齢者や免疫力が低下している方は、肺炎を伴うなど重症化することもあります。今回は、感染症の対策方法をご紹介します。
|なぜ流行するのか
・空気が乾燥しているため
乾燥した環境では、ウイルスが空中を漂う時間は長くなり、感染リスクが高まります。特にインフルエンザウイルスやノロウイルスは、湿度が低い環境で活性化すると言われています。
・室内の密閉
寒さを防ぐために長時間窓を閉め切ることにより、換気が不十分になり、ウイルスが空気中に漂いやすくなります。
|広げないための予防策
☆こまめなうがい、手洗い
⇒石鹸による手洗いは、手指など身体に付いたウイルスを物理的に除くために効果的です。
☆湿度の保持
⇒室内では、加湿器などを使って適切な湿度(50%~60%)を保つことが効果的です。加湿器は部屋の中央に置き、部屋全体に拡散させましょう。
☆定期的な換気
⇒1時間に1回5~10分程度が目安とされています。必ず対角線上にある2方向の窓を開け、“風を通して、空気を入れ替える”ことがポイントです。
☆ワクチン接種
⇒予防と重症化を防ぐためには、予防接種が効果的とされています。
☆休養と食事
⇒身体の抵抗力を高めるために、十分な休養とバランスのとれた栄養摂取を日頃から心がけましょう。
上記の対策を心がけ、感染した場合には早急に医療機関を受診し、安静に過ごしましょう。